不動産投資は一般人でも参入しやすいため、本業を続けながら不動産投資をする方が増えてきています。年代としては、所得や生活水準が安定しやすい30~40代くらいで始める人が多いというイメージがありますが、実際はどのくらいの年齢で不動産投資をするのがベストなのでしょうか。今回は、不動産投資を始めやすい年代についてご紹介していきましょう。

不動産投資の参入が多い年代

不動産投資をしている人の職業や年齢はどういった傾向が多いのでしょうか。HOME’Sが行った調査結果をもとにご紹介します。

■不動産賃貸物件オーナーの職業

1位:一般会社員(24%)
2位:管理職(19%)
3位:会社経営者(16%)

■不動産賃貸物件オーナーの年齢構成

1位:40代(35.2%)
2位:50代(28.4%)
3位:30代(22.8%)
4位:60歳以上(11.1%)
5位:20代(2.5%)

調査結果を見てみると、不動産投資家の4割以上が会社員になっています。年齢については40代が一番多かったようです。

不動産投資に職業や年齢は関係ない

不動産投資には、物件を現金で購入する方法と銀行融資を受けて購入する方法の2つのパターンがあることをご存知でしょうか。現金で購入する場合は、まとまった資金さえ用意できれば問題ないので当然のことながら年齢制限はありません。投資できる資金があれば何歳でも始めることができます。しかし、融資を受ける場合は、20年もしくは30年という長期間に渡るので年齢によって融資条件の影響が出てくることになるでしょう。

・60歳以上

60歳以上は、ローンの返済期間を短めに設定しなければならないので、融資を受けるのは難しいでしょう。年金受給者は、銀行側から受ける個人評価が下がってしまう傾向にあるようです。

・50代

「大家の寿命」が足を引っ張ってしまう可能性が高いです。定年までの時間が短いので不動産を購入する早さも必要になってきます。

・40代

勤続年数が長く年収が高い傾向にある40代は、不動産投資に最も適した年代といっても良いでしょう。
子どもの教育資金などで自己資金が少なくても、勤務先の属性で補える場合もあります。

・30代

40代の水準までには到達しませんが、勤続年数も年収も問題ないレベルに到達する頃です。30年ローンを組んだとしても、60代で完済できるので安定した不動産投資が望めるでしょう。

・20代

勤務先や生活水準によっては融資に苦しむ年代です。年収も最低ラインで勤続年数も短いので融資を受けるのに不利になる可能性が高いです。しかし、勤続3年と500万円程度の自己資金があれば交渉を成立させることができます。

 

銀行側は、できるだけ長く融資して利息を取りたいという目的があるので、オーナーの年齢を考えると60歳以上はローンの期間を短縮しなければなりません。したがって、銀行融資で物件を購入する場合は年齢が若ければ若い人程、長期間ローンが成立しやすく低リスクの投資ができるということになるでしょう。

不動産投資を始めるタイミングは、年齢も重要ですが物件の購入方法によっても変わってきます。年齢に左右されない現金購入であれば60歳からでも可能ですが、相続税対策以外で不動産対投資するメリットがあまりないかもしれません。融資が難しい20代で不動産投資を始めることができれば、低リスクによって数十年後に大きな利益が膨らむことでしょう。